牌がみえたらこんなことが(4)

 最近は、競技性を求めるファンも多くなり各地でプロ団体が主催するイベントなどもおおくなったきた。

そんな中、私が主宰する競技会がありかなり打てる方々が集まっている。そのなかで牌が手牌から毀れて見えたことが最近あった。

その不幸な1局は、北北一二三七七七西西(ドラ)中中の並べ方で一向聴、中を下家が捨て「ポン!!」 で中を倒すとき、となりのドラ西が1枚が一緒に倒れて見えてしまった!。慌てたわけではなかったようにみえたが・・・。

これにより対面が一枚切れの北を掴んだがしばし考え、北を捨てずテンパイを崩し流局した。このことが半年間も戦った上での決勝戦(時間無制限)で成績を大きく分けてしまった。止めた人が総合準優勝、見せてしまった人が表彰なしの4位に終わった。もし、牌が見えていなかったらと考えたくなる。

 ただよく巷で言われる見せ牌(故意で見せること)とは関係なく偶然見えたときはドラ西でもロンはできることを覚えておこう。