東京マラソンを見ていると一見、爽やかなスポーツのように見えてしまうが過酷なスポーツであることは間違いない。一般参加の市民ランナーは思い思いのウエアで「楽しみ」として参加しているがそれでもきついスポーツ。また優勝を争う選手達は「競技」として生活を掛けて走る。過酷さを表す場面が女子のトップゴールの瞬間にあった。アベル・ケベデ(26)=エチオピアの選手がゴール50メートル付近でスピードを落としながらゴールだったため大会新記録を逃してしまった。解説者も「大会新は間違いないと思ったのに残念」と解説したゴールの瞬間、生放送では仕方ないが大量に嘔吐した場面が流れた。
もし途中で嘔吐したらまず走れなくなることが分っていたから我慢の連続だったと思うと本当に過酷なスポーツだと思う。私も短い距離で嘔吐したことがあったが我慢できることが想像できない。
マージャンでも少しは同じなのかも。「楽しみ」として参加する人と特にプロが「競技」として参加するのではまったく違うのだろう。
毎年、東京マラソンには抽選に漏れ出場できないが来年こそ「楽しみ」として参加したい。